番組考査という仕事

2021年4月8日(木)
制作管理部　T.S.

制作管理部のT．Sです。

自分は「番組考査」という仕事を担当しています。どのような仕事かちょっとご紹介したいと思います。

まず、弊社リーレ㈱は自社にて映像コンテンツを制作しております。企画→撮影→編集を経て、１つの映像作品が完成されます。それが世に出る前、放送される前の段階で、番組考査が完パケ映像をチェックしております。

チェックすべき項目は多岐にわたりますが、ざっと挙げるとこんな感じ。

• 放送基準に則って制作されているか？
• 文字（テロップ）に誤字脱字はないか？
• 放送禁止用語はないか？
• コンプライアンス上の問題はないか？
• 映り込みＮＧはないか？
• 映像・音声にノイズはないか？

作品内容にもよりますが、２時間番組をチェックするのにおよそ５～６時間かかります。内容がモリモリですと８時間かかるケースもあります。

ほぼ一日中画面とにらめっこなので、集中力・注意力が求められます。大変地味な仕事ではありますが、最後の関所という重要な役割がありますので責任感は重大です。サッカーのキーパーのようにファインセーブができた時は本領発揮というところです。

どうでしょうか。あまり華がない裏方の業務かもしれませんが、必要とされる知識や能力は幅広く、奥が深い仕事だなあと日々感じております。

とまあ、ちょっと固い内容になってしまいましたので最後におまけ映像をどうぞ。こちらは以前に体験ダイビングをした時のものです。緑色のツナギを着ているのが私でございます。

では。