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「べらぼう」とは?

2025年10月9日(木)
制作局 H.T.

現在大河ドラマで放送中の「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」をご覧になっていますか?江戸時代中期の田沼時代から寛政の改革にかけて活躍し、板元として喜多川歌麿や東洲斎写楽らを見出した江戸のメディア王・蔦屋重三郎(つたじゅう)の物語です。

私は恥ずかしながらそれまで蔦重を認識していませんでした。あの「TSUTAYA」に関係している人物なのかと思いきや、そうでもないみたいです。
※「TSUTAYA」の創業者が蔦屋重三郎の理念に共感して屋号にしたようです

大河ドラマを見ていたこともあり、ちょっと前になりますが東京国立博物館で開催された展示会に行ってきました。

残念ながら展示物はほぼ撮影禁止でしたので、撮影OKな展示物を。
蔦重が店を構えた耕書堂。

写楽の『三代目大谷鬼次の奴江戸兵衛』。

その後は上野周辺を散策。
野口英世博士像。

ロダン作「地獄の門」と「考える人」

久しぶりに上野周辺を歩いて芸術の空気に触れてみました。

蔦重は吉原の遊郭で生まれ「吉原細見」(今でいう風俗情報誌)を手掛けるなどこの頃からプロデューサーとしての手腕を発揮し、「美人画の錦絵」などで有名な喜多川歌麿を売り出すなどまさに江戸のメディア王にふさわしい活躍でした。時代は変われどメディアの仕事は企画力・実行力が大切だと改めて思い知らされます。

我が社も全社員から企画募集を毎月行っています。営業や総務など制作局以外の企画を見ると「なるほど。べらぼうな企画だ(褒めてます)」というのも多々あります。これからも蔦重のように新しい(面白い且つ儲かる)ことに挑戦しつつ、常に情報収集のアンテナを張っていきたいです。私も(いい意味で)「べらぼう」と呼ばれるように日々精進していきます。

蛇足ですが我が家の近くに新しくできた医療モールには、最近見かけることが少なくなったあの像が!

皆さんも近所を散策すると思わぬモノに巡り合うかもしれません。

 

END